沢木耕太郎の旅のつばくろ 2017年1月31日
2017年 01月 31日いま、作家の沢木耕太郎さんが、
“旅のつばくろ”というエッセイを連載している。
最新号では、津軽半島の小泊を訪ねた思い出から、
小泊出身の歌手三上寛につながり、新宿のゴールデン街に
話が飛ぶ。
そこで、三上寛の思い出をこのように記している。
「三上寛は、60年代末に現れたシンガー・ソングライターで、
過激な歌詞と野太い声と叫ぶような歌唱が魅力の人だった。
デビュー前後の一時期、三上寛は新宿ゴールデン街の
小さなバーでアルバイトをしていた。
三上さんは、夜が更けてきて、
仕事の手を休めてもいいようになると、
ギター片手によく自作の歌をうたってくれた。
それは、のちにコンサートで聞いたときより、
強く胸に響くものだった。」
なるほど。
静かなトーンの三上さんの歌を聞いてみたかった。
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