昭和史跡散歩 2017年1月5日

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昭和史跡散歩という本を読んでいる。

腰巻のキャッチコピーには、

こんな一文が書かれている。

「気鋭の歴史研究家が158カ所の『昭和の記憶装置』を

足で呼び覚ます!」

圧巻は、東京大空襲のくだり。

10万人以上の犠牲者をだして、広島、長崎に並ぶにもかかわらず

意外に、忘れ去られようとしている。

著者は、渾身の思いで、次のように書き記す。


「東京大空襲はじめ全国各地への無差別爆撃を

指揮したのは、アメリカ空軍のカーチス・ルメイである。

『日本を焼き尽くせ』と号令した男。

ところがあろうことか、昭和39年12月、佐藤栄作首相の時代、

日本政府はルメイを招き、勲一等旭日大綬章を贈っている。

もちろん、表向きは日本を『爆撃してくれた功績』ではない。

『日本の航空自衛隊の育成に協力した』ことだ。

しかし、これでは都市爆撃は容認されるというアメリカの

国内世論を、日本政府が認めたことになりかねない。」


著者は、つぎのことばで、しめくくる。

「ここまでおめでたい国は、ほかに類を見ないのではないか。」


考えさせられることばである。

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by kitanojomonjin | 2017-01-05 12:51 | この国のかたち | Comments(0)