中島みゆき 2016年2月7日
2016年 02月 07日先日、ラジオで、中島みゆきの「地上の星」を
聞いた。
ご存じ、「プロジェクトX」のテーマ曲である。
なんとなく、10年前ブータンの峠で見たのぼり(ダルシン)を
思い出いた。
「風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス
街角のヴィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく」
番組担当者が、中島にテーマ曲を依頼した時、
「ちまたの無名の人に、光をあてるような番組」と
趣旨を説明したところ、彼女は、その言葉に反応し、
「光をあてるのではなく、
そのまま光輝いている」ということで、
「地上の星」になったという。
その思いが、次の歌詞に、現れている。
「つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を」
さすが、彼女は、詩人である。
でも、久しぶりに聞いて、エンドタイトルの曲
「ヘッドライト・テールライト」も、
負けないくらいすばらしい。
「ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない
ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない」
(おまけ)
ラジオで、こんなエピソードも聞いた。
紅白で、黒四ダムから、中継で、この歌を
歌ったことがあった。
冬のクロヨンで中継できるのは、トンネルの中だけ。
ところが、トンネルの中は、大反響してしまう。
たった1か所、地層の関係で、反響しない場所が
見つかったという。
まさに、これは、「プロジェクトX」のような話。
このときの中継は、番組の中でも、瞬間52パーセントを
超える最高視聴率だったとか。
不思議な話である。
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