肉親をたずねて・天田愚庵  2015年11月19日

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先日、福島県のいわき市へ行った。

そこに、幕末の快僧・天田愚庵の銅像と庵があった。

庵は、伏見桃山から移築したものである。

「快僧」といったが、彼ほど波乱万丈の人生を

送った人物はいない。

戊辰戦争のとき行方不明になった父母と妹を

僧になったり、旅回り写真師になったりして、

生涯捜し求めた。

彼の交友範囲は驚くべきものだった。

山岡鉄舟に禅を学び、一時、清水の次郎長の養子となった。

歌人でもあり、正岡子規にも影響を与えた。

彼の死後、父母と妹は、戊辰戦争の混乱の中で、

亡くなったらしいことが、明らかになった。

終生、父母と妹を追い求めた愚庵にとって、

その事実を知らなかったことは、

幸せなことだったかもしれない。

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by kitanojomonjin | 2015-11-19 16:25 | 人生 | Comments(0)