スティーブ・ジョブズⅡ 2015年11月18日

c0069380_14534086.jpg
アップルの創始者・スティーブ・ジョブズの伝記の下巻を

読んでいる。

1度は追放された古巣アップルへ復帰し、

iMac,iPod,iPhone,iPadと、次々に

ヒット商品を世に送る。

この過程で、日本の東芝とソニーが登場する。

「東芝でいつものミーティングが終わったとき、

出席していたエンジニアから、6月に完成予定という

新製品の話が出た。1.8インチ(1ドル硬貨と同じ大きさ)という

超小型で容量は5ギガバイト(1000曲分)。

開発はしているものの用途が思いつかないという。」

ジョブズは、即決で、小型ディスクをすべて独占する

権利交渉にはいる。

これが、iPodの原点である。

製品のアイデアは、東芝が生みの親にもかかわらず、

それを最大活用するビジョンにおいて、ジョブズに負けたのである。

次に、ジョブズは、ソニーとはりあう。

「ソニーはいろいろな意味でアップルの逆だった。

かっこいい製品を作る消費者家電部門もあれば、

ボブ・ディランなど人気アーティストを抱える音楽部門も

あった。

しかし、各部門が自分たちの利益を守ろうとするため、

会社全体でエンドツーエンドのサービスを作れずにいた。」

もっと端的にいうと、こうだ。

「アップルの場合、社内で協力しない部門はクビが飛びます。

でもソニーは社内で部門同士が争っていました。」

ジョブズのカリスマ的な経営方針が、

ユーザーに、シンプルで明確なコンセプトを

訴え続け、結果として、業界の覇者となったのである。

技術的には、東芝もソニーも、ジョブズより

そんなに遠くには居なかったのに、

ビジョンにおいて、差をつけられてしまった。

日本のあらゆる技術が直面している問題に、通低しているようだ。


お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ





[PR]
by kitanojomonjin | 2015-11-18 15:20 | 人生 | Comments(0)