赤とんぼ

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「夕焼け小焼けの赤とんぼ」で、知られる童謡・赤とんぼ。

それに続く「おわれてみたのはいつの日か」。

この「おわれて」について、まったく勘違いしていた。

なんとなく「赤とんぼ」が、追われてと思っていた。

これが、大間違い。


正確には、「負われてみたのは」。

子守の背中に、負われて(赤とんぼを)みたのはいつの日かということらしい。

この場合、母の背に負われてということになるらしい。

背景には、作詞した詩人・三木露風の独特の思いがあった。


露風の生母は、露風7歳のとき、理由あって実家に戻ってしまった。

母への追慕がこめられている。

次の歌詞「山の畑の桑の実を

小籠に摘んだは まぼろしか」

これも、母の思い出と重なり、

「まぼろしか」と懐かしんでいる。


その次「十五でねえやは嫁に行き

お里のたよりも絶えはてた」

このねえやは、居なくなった母に代わり、子守をしてくれた娘を

さすのだろう。

童謡・赤とんぼに流れる哀調は、

詩人・三木露風の人生が深く重ねられていたのだ。

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by kitanojomonjin | 2015-11-02 13:23 | 人生 | Comments(0)