ヤミ市を歩く・鯨ベーコンの思い出 2015年8月22日

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雑誌「東京人」の最新号は、「ヤミ市を歩く」という特集だった。

表紙は、上野のヤミ市の写真。

実に、迫力がある。

現在、江戸東京博物館館長の竹内誠さんが、

上野のヤミ市について語っていた。

竹内さんは、昭和21年4月、旧制上野中学に入学し、

当時のこの界隈のことをよく記憶してるという。

なかでも、鯨ベーコン。

「食べ物で印象に残っているのは、鯨ベーコンの塊。

外側の赤いのがぱっと目に飛び込んでくるんですね。」

当時、鯨ベーコンは、最も庶民的な食べ物のひとつだったという。

竹内さんは、その後の変化を語っている。

「やがて少しづつ世の中が落ち着くと、

ヤミ市の商品にも変化が現れてくる。

すいとんやふかし芋などが主流だった食べ物には

『シベリア』という名の菓子が登場し、

生活用品も職人が手間暇かけて作った製品が

ならぶようになり始めた。」

「これがモノづくり日本の復活の起点のなった」と

竹内さんはいう。

それにしても、はて、「シベリア」とはどんな菓子なんだろう。

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by kitanojomonjin | 2015-08-22 16:18 | この国のかたち | Comments(0)