ビギンのハンドル 2015年8月14日

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深夜便のうたで流れているビギンの「ハンドル」という歌は、

不思議な歌だ。

(作詞・作曲:比嘉栄昇)

出だしは、こうだ。


「車のハンドルが臭かったから あんたまた

釣りに行ってたんでしょ

今日は銀行でしょ 午後から借り入れに行くんでしょ」


いきなりグイと、とんでもない世界に引きずり込まれる。

しばらく女性の繰言が続く。

次に、男性の幼い頃の回想シーンが、出てくる。


「ガキの頃 店でひとり

ブリキのバスに座って母ちゃんを待ってた

目を閉じてハンドルを握れば

ブーンブーンブーン さあみなさん乗ってください

ブーンブーンブーン 今日はどこまで行きますですか」


だいぶ後に、この男女の事情が、コンパクトに説明される。


「昔ふるさとに帰れなかった男が

好きな女の街で 郷土料理屋始めて

下手な料理 焼酎 常連は同郷の飲んだくればかり

でもみんな そのうちいつのまにか

ブーンブーンブーン 乗客はもうおまえひとり

ブーンブーンブーン 今日はどこまで行きますですか」


このブーンブーンというフレーズが、耳について離れない。

映画の一場面のように、独特の物語に包まれた歌である。


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by kitanojomonjin | 2015-08-14 15:54 | 旅の街角から | Comments(0)