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弘前の川越こがね焼 2015年3月16日

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弘前の川越のこがね焼が、

3月から、10円値上がりして、60円になった。

これは、弘前の市民にとって、事件である。

地元紙にも、大きく取り上げられている。

(陸奥新報2015年3月8日付)


弘前の土手町の坂の途中にある小さな店・川越のこがね焼屋。

白あんだけの単品で、頑張り続けている。

創業は、明治18年(1885年)にさかのぼるという。

なんと創業130年の老舗なのだ。

この こがね焼の値段、「郵便はがきの値段と同じ」という

ジンクスがあった。

1970年ころ、当時の郵便はがきの値段7円と同じだった。

その後も、不思議に、

郵便はがきの値段と足並みをそろえてきた。

この20年余り50円で頑張ってきたが、

諸物価高騰のおり、52円のはがきを超えて、

とうとう60円になったという。

この20年、よく50円で、がんばってきたものだ。


いまも、真冬の寒いとき、小さな店に、

次々に市民が買いにやってくる。

ふはふはいいながら、焼きたてのこがね焼を

ほおばるのは、庶民のしあわせそのものである。

川越のこがね焼は、弘前市民に、愛され続けているのだ。

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by kitanojomonjin | 2015-03-16 09:57 | 津軽