松山千春の「恋」 2014年12月5日

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ずいぶん昔、北海道の足寄町で

「とかち新聞」という草の根の新聞社を

取材したことがある。

たったひとりの新聞社で、

町議会を取材し、議員の発言を

記事にして、活字をひろって自分で印刷していた。

そのひとが、「息子が、札幌でオーデションを

受けることになった」と話していた。

あとになって、オーデションをうけた歌い手とは、

松山千春のことだとわかった。


先日、ラジオで、松山千春の歌を

まとめて聞いた。

「恋」という歌が、印象的だった。

「愛することに疲れたみたい

 嫌いになったわけじゃない

 部屋の灯はつけてゆくわ

 カギはいつものゲタ箱の中

  ・・・・・・・・・・・・・」

このあとしびれるフレーズがつづく。

 「男はいつも待たせるだけで

 女はいつも待ちくたびれて

 それでもいいとなぐさめていた

 それでも恋は恋」


「カギはいつものゲタ箱の中」という

生活感にあふれたことばと、

「それでも恋は恋」という諦観が

どきりとさせられるほど、みずみずしい。

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by kitanojomonjin | 2014-12-05 18:12 | 人生 | Comments(0)