ゴースト・スナイパー 2014年11月21日
2014年 11月 21日ジェフリー・ディーヴァーの最新作
「ゴースト・スナイパー」を読んだ。
四肢麻痺の天才科学捜査官・リンカーン・ライムの
シリーズ10作目である。
今回は、リンカーン・ライムが、車椅子で、
ハバナまで、旅に出る。
今までと全く違った展開。
もうひとつ興味深かったのは、
ケータイが、あたりまえのように
盗聴され、位置も特定されてしまう。
盗聴の危険を感じて、ケータイを
破棄して、公衆電話でかけなおすと、
公衆電話も盗聴される。
スノーデンが、「暴露」で指摘したことが、
ミステリー小説の中では、
あたりまえのこととして、通用している。
現実と小説が、おっかけっこをしている。
現代は、国民の情報が、すべて盗聴されるという
おそろしい時代に突入しているのだ。
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