遠藤彰子展 2014年1月29日
2014年 01月 29日先日、上野の森美術館に
遠藤彰子展を見にいってきた。
最終日のせいだろうか?
大勢の観客が。
カタログも、売り切れ。
盛況である。
1980年代、
ゆがんだ街で、子どもたちが
疾走するテーマが多かった。
いま、改めてみると、
それは、平成のふつうの現実のように
見えて、最初の衝撃は、
あまり感じられない。
現実が、彼女の絵に追いついたのか?
その後、彼女の絵のテーマは、
「ゆがんだ街」から、
「天空」へ「大海原」へと広がり、
渦をなす大群衆が、描かれるようになった。
なぜかひとびとの表情は、
おだやかで、恍惚感にあふれている。
なにか宗教的な世界すら感じさせられる。
ミケランジェロの21世紀版のような感もある。
あいかわらず、彼女のエネルギーは、
とどまるところを知らない。
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