「蔵」のある屋敷 2013年12月9日

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渋谷区猿楽町の旧朝倉家住宅を

見てきた。

東急東横線の代官山下車5分のところ。

大正8年に、地元の有力者・朝倉虎治郎によって

建てられた和風建築。

台地の端に屋敷を構え、斜面に庭をつくるという

典型的なスタイルである。

ここの説明書にも、「崖線」ということばが

登場する。

「崖」の端に建つ屋敷から、

かつては、富士山がきれいに見えたという。


もう一つの特徴は、屋敷につらなって、蔵があること。

実に立派な蔵である。

材木や米を商っていたという朝倉虎治郎の

面目躍如たるものである。

よく見ると、蔵の外壁一面に

規則正しく付いているのは、

たくさんの鉤(カギ)。

これは、火事になったとき、濡れわらを

巻きつけるためのものだとか。

知らなかった!


殿様や財界人の別荘とは、

一味違ったおもむきの建物である。

その意味で、重要文化財に値するのだろう。

関東大震災以前に建てられた

貴重な和風建築である。

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by kitanojomonjin | 2013-12-09 12:34 | 旅の街角から | Comments(0)