縄文はふるさとの原点? 2005年6月8日

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(写真提供 NPO 三内丸山縄文発信の会)

東回りで世界一周に挑んでいた堀江謙一さんが、
6月7日、西宮のヨットハーバーに無事到着した。
その時の第一声は、兵庫の山々を眼にして、
「懐かしい」という言葉だった。

きのう「懐かしい」という感情は、定住とともに
縄文時代から始まったという藤森照信さんの
見解を紹介したばかりだった。

これは、わたしが以前から考えていた
「縄文はふるさとの原点」という考えに、奇しくも
符号する。その意味で、おおいに力づけられた。

日本各地に現在ある数多くの縄文遺跡。
それは、縄文人の生き残りをかけたふるさと選びの
結果ではないかというのが私の考えである。

移動から定住に移る時に、縄文人は智恵の限りを
尽くして、定住の場を選んだことだろう。

だからこそ、そこに住み続け、「懐かしい」という
感情も生まれ、いつしかそれは、ふるさとの意識に
定着していったのではないだろうか。

とすれば、縄文遺跡をウオッチングすれば、
太古の昔、縄文人がその土地のどんなところに
魅力を感じ、最終的にふるさとと定めたかを
推理していくことが出来るのではないか。

その意味で、縄文遺跡は、ふるさとの原点であり、
ふるさとの魅力を映し出す鏡だと思う。


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by kitanojomonjin | 2005-06-08 14:13 | 縄文 | Comments(0)