江戸川乱歩の少年探偵シリーズ 2013年4月19日
2013年 04月 19日江戸川乱歩の少年探偵シリーズを
読み始めたら、はまってしまった。
とまらなくなってしまう。
「怪人二十面相」「少年探偵団」「妖怪博士」「大金塊」と
4冊目まで読み終わった。
乱歩の好みといおうか、傾向が分かる。
六本木とか、渋谷近くの池尻町とか
都心が舞台として出てくる。
昭和11年ころなので、
夜になると人っ子ひとり通らない静かさになるという。
今では、考えられない。
さらに、洋館の地下室。
あるいは、郊外に足を伸ばして、
鍾乳洞の暗闇と、
闇の世界が、次々に出てくる。
またかと思いつつ、ぞくぞくさせられる。
また、直接、読者に話しかけるシーンが
随所に出てくる。
「この後、小林少年はどうなるのでしょうか?」
とか
「明智探偵は、怪人二十面相に負けて
しまうのでしょうか?」
これが、意外に新鮮に、読み手の気持ちを
ひきつける。
当分、はまりそうである。
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