二足歩行もラクじゃない( ネオテニーについて)2005年6月5日

c0069380_1914371.jpg

(堤隆さんからの封書に印刷された言葉)
(なかなかシャレていますね。)

最近、直立するレサーパンダなどが、話題になっているが、
二足歩行はいいことばかりではないらしい。

人類は、直立し、二足歩行することによって、ずいぶん
ハンディを背負った面があるという。

縄文塾での浅間縄文ミュージアムの堤隆さんのお話で
ネオテニー(幼形成熟)という言葉を聞いた。
直立することで、頭が大きくなり、出産に困難を
きたすようになった。
その結果、人類は、それまでの 母親の胎内にいる期間が、
半分になり、およそ40週で出産するようになったという。

その結果、未熟なまま誕生しその後の養育期間が
長くなったというのである。

この話は、縄文塾に参加した女性に大いに受けた。
なるほど、それで人間の子育ては、こんなに長く
苦労させられるのかという実感がこめられていた。

このほか、腰痛とかさまざまな弊害もあるという。
腰痛については、わたしも共感できるので、
人類が、二足歩行した代償を背負っていると思えば、
腰痛も人類的な苦悩として、我慢できようというものである。

21世紀に縄文人をはじめ現生人類の気配を
感じる効用は、こんなところにもあるのかもしれない。


お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ
[PR]
by kitanojomonjin | 2005-06-03 19:25 | 縄文 | Comments(0)