帝都の事件を歩く 2012年10月8日

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「帝都の事件を歩く」という本を読んでいる。

これがすこぶるつきに面白い。

森まゆみと中島岳志の路上対談という

体裁である。

江戸東京をぶらぶら歩く本は、

あまたあるが、

この本は、近現代史に絞っている。

副題も、「藤村操から2.26まで」。


本の腰巻には、

「本郷で生まれた煩悶青年たちは、

第一次世界大戦後の好景気と不況、

格差の拡大、関東大震災を経て、

やがて政治とテロに目覚めていく。」

芥川龍之介から、大杉栄まで実に

多くの人物が顔を覗かせる。


関東大震災以後の東京が、

奇妙に、3.11以降のいまに

重なってくるから不思議だ。

地図を基にした「散歩編」のあと

じっくり腰をすえた「おさらい編」が続く。


司馬さんの「街道をゆく」と「ブラタモリ」を

足して2で割った面白みがある。


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by kitanojomonjin | 2012-10-08 11:37 | 旅の街角から | Comments(0)