仙台学・揺れ痕の声 2011年8月27日

c0069380_1239774.jpg


仙台学vol.12「揺れ痕の声」を読んでいる。

ノンフクション作家・稲泉連氏の

『「希望」と「絶望」』という論考がこころを打つ。


「この数十年の間に徐々に失われ、

あるいはすでに失われてしまったものがある。

そこにやってきた津波は、

高齢化や過疎化の進む町の課題を

一気にあぶりだした。

(取材で出会った)ひとりの漁師がなぜ、

今度ばかりは同じ場所に戻ることはできないと

語るのか。

その思いや経緯に思いを寄せることなしに、

本質的な「復興」の道筋を見出すことは

できないのではないか。」


今回の3.11の津波の前に、

すでに、町はもうひとつの深刻な「津波」を受けていた。

「復興」とは、そのことをあわせて考える

必要があるという現場からの指摘である。

お読みいただいた記念にランキングをクリックしてください。
人気blogランキングへ
[PR]
by kitanojomonjin | 2011-08-27 12:50 | この国のかたち | Comments(0)