ベートーベン「ピアノ・ソナタ第3番」 2010年12月16日
2010年 12月 16日作家の宮城谷昌光さんの
「クラシック私だけの名曲1001曲」の一節。
「(ベートーベンの)後期のピアノ・ソナタは
格段にすばらしいものである。
すくない番号の作品からつきあってくると
成熟度を感じることができて
あたかも自分の成熟のように
おもわれる瞬間がある。
その成熟は解放感をともなっており、
芸術の最高峰に登ってみると
自由を得たようにおもわれる。」
このことばに、刺激されて、
ベートーベンのピアノ・ソナタを
第1番から順番に聞いている。
第3番について、宮城谷さんは、こんなふうに
書いている。
「当然、ピアノ・ソナタは第1番から聴いてゆくのが
よいが、それをしたくない人は第3番から
はいるのがよい。」
第3番には、独特の表情の豊かさ、あいらしさが
あるという。
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