津軽・出来島海岸・姥捨伝説 2010年12月4日

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先日、津軽半島の西側、日本海に面する

出来島海岸に行ってきた。


「波の花」というのだろうか、

波打ち際の波が、凍って、

綿あめのようなあわになって飛んでいた。


かつて、この地を訪ねた写真家の加藤惣平さんは、

こんな「姥捨伝説」を聞いたという。


「『姥捨伝説』は、各地に伝えられているが、

津軽の出来島はまったく特異なストーリーだ。

海の洲に捨てられた老人たちは、

嵐の夜に座礁した難破船を襲い、食料を略奪して

生きながらえてしまう、という凄い話だ。」(「遥かなる津軽」より)


そして、こんな感慨を述べている。


「現代の姥捨てが、給与生活者の『定年』だとすれば、

この話は定年後の余白を生きる私たちにとって、

恐ろしく刺激的だ。

老いを生きるということは、難破船を襲うくらいの覚悟が

なければ生きられない。」



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by kitanojomonjin | 2010-12-04 10:44 | 津軽 | Comments(0)