マーラー私の時代が来た 2010年10月2日
2010年 10月 02日「マーラー私の時代が来た」という本を
読んでいる。
神田の古本屋で見つけた。
1987年に出版された作曲家マーラーの伝記である。
著者の桜井健二の筆の切れ味がいい。
そのなかで、マーラー自身のことばが
紹介されていた。
「音楽はいつも憧れを
この世界の物事を越えでる憧れを
含んでいなければならない。
私にとって交響曲とは自分の持っている
すべての技法を使い果して、
『ひとつの世界』を築くことです。」
まさに、マーラーの交響曲の世界の真髄である。
マーラーの交響曲を聴くと、
成層圏を突き抜けて、
宇宙へ飛び出していくような気持ちになる。
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