エリック・ホッファー自伝 2010年6月6日

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沖仲仕の哲学者といわれるエリック・ホッファーの自伝を

読んだ。

こんなエピソードが載っていた。

ポップ摘みの季節、彼が働いていた畑の所有者

トレントン夫妻のなれ初めのはなし。

「トレントン夫人は、若いころとても美しく、

サンタ・ローザの富裕な家庭で暮らしていた。

一方、トレントン氏はごく普通のらば追いで、

しかも悪漢の飲んだくれだった。

ある日、トレントン氏はサンタ・ローザを

車で通り抜けようとしていたとき、

一人の若い娘を見かけて一目惚れしてしまう。

彼は、車を放り出し、町でその娘のことを訊いて歩いた。

そして、それが終わるとさんざん酒を飲み、

自分は最低の男だと触れて廻った。

酔いが醒めると、町で見かけた娘の家に行きひざまずいて、

自分は最低の男で、あなたが妻になってくれなければ

生きていけないと言ってプロポーズした。」


このあとがいい。


「こうして彼女は結婚し、彼を厳しく管理した。

彼女は実家から一銭も持参せずに、

彼を働かせ、倹約をさせて、50年後には

夫婦2人で財を成したのだった。」


プロポーズするほうもするほうだが、

結婚するほうもするほうである。


彼らの生きているサンタ・ローザとは

どんなとこなのだろう。

太陽のまぶしいラテンのようなところなのだろうか。

嘘みたいなほんとの話だ。


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by kitanojomonjin | 2010-06-06 13:23 | 人生 | Comments(0)