コーヒーと天気予報 2010年6月2日
2010年 06月 02日日本が、天気予報に使う予算は、
全国民が一杯のコーヒーを飲んだ金額にほぼ等しいとか。
お天気キャスターの倉嶋厚さんが若い頃、
「天気予報は、生涯の努力を傾けるに足る仕事か」と
悩んだ時、先輩は、この数字を引き合いに出したという。
「日本が、天気予報に使う予算は、
全国民が一杯のコーヒーを飲んだ金額にほぼ等しい。
だけれども、広い太平洋や低気圧の動きの警報を
聞いて沈没を免れる船が1隻でも2隻でもあれば、
コーヒー1杯の値段は安いものじゃないか」
その話を聞いて、心の暗雲が吹き払われた気がしたという。
今年の2月1日付けの毎日新聞の余禄に紹介されていた
話である。
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