イヌとネコの進化史 2009年12月26日

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松木武彦さんの新刊「進化考古学の大冒険」を

読み始めた。

イヌとネコについて、とても興味深い記述がある。


「イヌは、もともと人間がオオカミを飼い慣らしたものである。

本来は、肉食動物だが、ネコ科のように忍び寄って瞬時に

獲物を襲うのではなく、時間をかけて長い距離を

追い詰めるタイプのハンターである。

鼻が利くのは、獲物のにおいをキャッチしてどこまでも

正確に追跡していくためだろう。

このように、嗅覚のよりすぐれた個体が生き残るのに

有利な環境で進化したから、イヌの鼻はあれほどの

能力を持つようになったのである。」


「いっぽう、前脚の爪を武器とする静かなるハンターの

ネコは、群れを作らず、個体の独立性が強い社会で

進化してきた。」

なるほど。

なかなか説得力のある話である。


イヌやネコとおなじように、ヒトの心と身体にも、

ヒトの進化の歴史が刻み込まれているはず。

この視点で、ヒトを見つめていくというのが、

本書の狙いだという。

このあとの展開が楽しみである。


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by kitanojomonjin | 2009-12-26 16:22 | 縄文 | Comments(0)