土偶展 2009年12月23日

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先日、上野の東京博物館で開かれている土偶展を

見てきた。

土偶が勢ぞろいして、実に見事なものだった。

中でも、この山形県舟形町西ノ前遺跡出土の立像土偶が

ひときわ目を引く。

腰を引き、すっくと立つその姿。

ごいっしょした赤坂憲雄先生は、

「舞台にたつ踊り手」

あるいは、「月夜の広場に立つ巫女の姿」を

連想させるという。

そのモダーンなスタイルがすばらしい。


さらに、よく見ると面白いことに気がつく。

この土偶の腹部に、タテに一つの溝がある。



一方、青森県八戸市風張遺跡出土の合掌土偶の腹部にも、

タテに、学生服のボタンのように、穴が開いている。

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ほかの土偶の腹部にも、タテの線があった。

これは、やはり、女性の生殖力を示しているのだろうか。


土偶は、縄文人の人体表現である。

縄文人が、人体、特に女性の身体にどのようなメッセージをこめていたか。

日本列島を代表する土偶が勢ぞろいするこの展覧会は、

土偶のメッセージを読み取る絶好のチャンスである。


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by kitanojomonjin | 2009-12-23 12:32 | 縄文 | Comments(0)