寺島実郎 2009年6月19日

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先日、寺島実郎氏の講演を聞いた。

なかなか面白かった。


日本は、第二次世界大戦でアメリカの物量に

負けたと信じ、ひたすら、物量を生産する道を歩んだ。

日本は、主にアメリカを通して、世界をのぞいてきた。

いまその環境が大きく変っている。


実は、日本が第二次世界大戦に負けたのは、

アメリカと中国の連携に負けたという側面があった。

にもかかわらず、日本人は、中国に負けたとは考えたくなった。


いまアメリカは、イラク戦争で、3兆ドルの戦費をつかい、

経済再生に8兆ドルをつぎ込もうとしている。

このマイナス11兆ドルのアメリカの経済を大きく支えているのが、

中国であるという。


ここで、寺島氏は、ジャーナリスト松本重治のことばを

引用する。

「日米関係は、米中関係である。」

日米関係は、単独に存在するのでなく、常に米中関係に

規定されている。

このことを松本重治は、亡くなるまで遺言のように、

繰り返していたという。

生涯、中国ウオッチャーだった松本ならではの

含蓄のある言葉である。


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by kitanojomonjin | 2009-06-19 12:56 | この国のかたち | Comments(0)