飲み屋の福袋 2009年3月21日
2009年 03月 21日浜矩子の「グローバル恐慌」を読んでいる。
今回の世界恐慌の発端・アメリカの「債権の証券化」を
飲み屋のツケの福袋で、説明する。
「飲み屋は、一計を案ずる。
たまった請求書を切り分けたり束ねたりして、
たくさんの福袋をつくる。」
このツケの福袋が、要するに債権の証券化商品である。
かくして、このツケの福袋が、禍袋(わざわいぶくろ)化して、
街中に分散・拡散し、しまいには、飲み屋も倒産してしまう。
それが、アメリカの金融恐慌の構図だという。
なるほど。
さらに、このグローバル恐慌は、「失われた10年」の
グローバル版であり、10年ぐらいは、覚悟せよという。
当分、うっとうしい時代が続きそうだ。
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