最後のテンプラ 2009年1月29日

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先日、ラジオで聴いた話。

甲府の在宅ホスピス医・内藤いずみさんが

紹介していたエピソード。

末期のガン患者が、日に日に元気がなくなった。

食べたいものはと聞いたら、テンプラが

食べたいという。

そこで、八ヶ岳の知り合いの蕎麦屋に

「人生最後のテンプラを揚げてくれ」と

頼み込んだ。

その日、1時間掛けてくるまで出かけた。

患者は、おいしそうにぺろりと

テンプラを平らげた。

その数日後、眠るように亡くなった。


そのひとの人生最後に、精いっぱい見守ってくれる人がいて、

満足して、この世とおさらばできるひとは、幸せである。


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by kitanojomonjin | 2009-01-29 13:10 | 人生 | Comments(0)