冬の時代 2009年1月22日
2009年 01月 22日連日、アメリカのオバマ大統領の話題でいっぱい。
一つ興味深いのは、オバマのスピーチライターが、
27歳のジーンズ姿の若者だというニュースである。
毎日新聞によると、
「演説草稿はワシントンの人気コーヒーチェーン店などで
書き上げたという。」
「ワシントンの人気コーヒーチェーン店」というのは、スタバかな。
調べてみたら、中国の新聞では、スタバになっているという。
アメリカの冬の時代の決意を27歳の若者が、
スタバをはしごして書き上げたというところに
リアリティを感じた。
「冬の時代」といえば、高倉健のエピソードを思い出す。
「ぽっぽや」が出来る前、
ずっと仕事のない映画の技術の裏方さんに
高倉健は、手紙を書いた。
「男には、冬の時代がある。」
その裏には、みゃくみゃくと映画を作りたいという志があった。
この時代に風穴を開けるのは、きれいな言葉より
そのことばの背後にどれほどしっかりしたこころがあるかだと思う。
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