肘折温泉 2009年1月10日

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「ローカルバスの終点へ」という本を読み直している。

本棚にあった20年も前の本である。

そのなかの肘折(ひじおり)温泉の回が

面白かった。

東北のとあるJRの駅からローカルバスに乗って

1持間ほど。

バスの終点にある鄙びた湯治場である。

著者は、たんたんとその宿の一夜を記している。

なにごともなく、山間の夜がふける。

翌朝、またバスに乗って、集落を離れる。

一泊した旅館の前を通ったとき、部屋付の女性が

微笑んでくれた。

その表情が、なかなか美人にみえた。

それだけの話である。

著者の宮脇俊三の簡潔な文章の中で、ここだけは

少しほころんでいるようで、味わいがある。


ところで、いまこの肘折温泉を舞台に、

ドキュメンタリー映画の製作が進められている。

春には、地元・山形をはじめ、全国に巡回するという。

完成が楽しみである。


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by kitanojomonjin | 2009-01-10 10:21 | 旅の街角から | Comments(0)