耳の新聞 2008年12月17日

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先日、東奥賞の授賞式で、青森へ行って来た。

友人の文芸評論家・三浦雅士くんが、受賞したのだ。

東奥賞とは、地元の新聞社・東奥日報社が戦後創設した賞で

なんと今年、61回を迎える。

青森県出身者で、各界で活躍している人に賞をあげている。

三浦君と並んで、地元の放送局の番組「耳の新聞」のグループが

受賞した。

これは、ラジオの目の不自由なひとのための番組である。

ただし、制作も目の不自由な人が、中心になって担当している。

放送局の人間は、あくまでお手伝いするだけ。

もう30年になるという。

初代のプロデューサーのあいさつが興味深かった。

「30年前、目の不自由な人に取材したら、

『わたしたちは、ラジオではなくテレビを聞いています』

という話でした。

目の不自由な人のための分かりやすい親身になった

ラジオ番組がないことに気づかせられました。

それが、『耳の新聞』をつくるきっかけでした」

考えさせられる話である。

担当者の熱意もそうだが、

この番組を30年間見守ってきた地元民放局の

姿勢にも、敬意を表したい。


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by kitanojomonjin | 2008-12-17 13:13 | 人生 | Comments(0)